テコンドーのルール(反則について)

キョンゴ(警告)-0.5ポイント
カムチョン(減点)-1ポイント

-5点になった地点で反則負けになる。


★   審判によっては見逃される場合もある。2、3回目から反則としてカウントされる等。
★★  
★★★ 厳しく反則として扱われる行為

県大会、公式試合、初級・上級、男子・女子などクラスによってジャッジの厳しさが変わります。
下記は県大会レベルでの私の感覚でつけています。
公式試合などは厳しくジャッジされます。



キョンゴ(試合で多い内容を抜粋)

■攻撃について■

・腰より下への攻撃 ★
故意と見なされた場合はカムチョン

・ひざ蹴り ★
故意と見なされた場合はカムチョン

・相手の顔に手が当たってしまう行為 ★
故意と見なされた場合はカムチョン


■その他■

・プッシング(掴む・抱える) ★★

・倒れる行為 ★★★
相手のプッシングにより倒れた場合は相手にキョンゴ

・タイムをかける行為 ★★★
防具が外れていたとしても、審判にタイムの動作を取り、タイムをかけるとキョンゴになる
審判が気付けば、直す時間が与えられる

・攻撃しない ★★
審判のファイティング(攻撃しろ)動作が入り5秒以上経過しても攻撃しない
下がっている方にキョンゴが入る
双方とも攻撃しない場合は双方にキョンゴ

・下がる行為 ★
3歩(3ステップ)以上下がるとキョンゴ

・逃げる行為 ★★★
相手に背を向けて逃げる、攻撃を避ける等
試合終了間際に行うとカムチョン扱いされる場合もある

・相手に暴言を吐く(セコンド含む)
悪質な場合はカムチョン
それでも聞かない場合は退場


■カット関連■

・足を地面から浮かせた状態(膝を上げた状態)から4回以上蹴る ★★
3回蹴った後に、足をおろし、すぐに上げると、また1回目からのカウントとなる

・膝を上げた状態から3秒以上経過 ★★

・膝を上げた状態で相手の蹴りをブロックする ★★



カムチョン(試合で多い内容を抜粋)

・顔面パンチ、ローキック、投げ技 等 ★★★

・審判がカリョ(止め)をしてから相手に攻撃をする ★★★

・倒れた相手に攻撃をする ★★★



反則が先か、ポイントが先かで点数のつき方が変わります。

例えば、プッシングからの蹴りは、例えポイントが入ったとしても取り消しされ、-0.5点です。
【反則が先】

顔面を蹴ってからこける行為は 3点&-0.5点です。
【ポイントが先】



倒れてすぐに起き上がれない場合について

膝と膝がぶつかり倒れる
攻撃がクリーンヒットして倒れる
等、倒れてすぐに立ち上がれない場合は

「スタンドアップの警告」→ 3秒 →「スタンドアップの警告」→ 3秒 →「スタンドアップの警告」→ 3秒
8秒の地点で立ち上がらなければ負けとなる
(金的を蹴られた場合でも適用されるが、殆どの試合では特別ルールとして適用しない等、制限が設けられる)

相手のカムチョン行為(顔面パンチ等)で倒れた場合は適用されない



ルールの概要について   ポイントについて