通信教室(構えについて)

テコンドーだけでなく、全ての武道に置いて
構えは非常に重要です。

他の格闘技をされている方からすれば不思議だと思いますが、
テコンドーの構えは独特で
両腕を下げている選手が非常に多くなっています。

下記に理由を記載します。


■攻撃面

場合によりけりですが
ポイント制の競技ですので、
攻撃力よりスピード、的確さが求められます。

よって、瞬発力を発揮する為に脱力が重要となりますが、
ガードを固める行為は脱力にマイナス。

また両腕を上げる事により蹴り難くなり
スピードも落ちてしまいます。

突き(パンチ)がほぼなく、蹴りに特化したテコンドーの構えは
両腕を下げ脱力し、初動作を極限までなくし、スピードを高めた方がよい傾向があります。

※近年大きくルールが変わってきており、選手のスタイルにも左右されますので一概に言えません


■防御面

両腕を下げる構えは
中段の攻撃に対しては有効ですが、上段攻撃に対しては危ない時もあります。

ただ、腕を上げガードしても
競技の特性上、審判の誤審、印象により相手に点数が入る場合が多々あります。
ですので、避ける、カウンターを合わせる
事が試合で勝つ為の有効な防御方法となります。

伝統空手の構えも
両腕を上げない選手が多いのも
恐らく同じ理由だと思います。

防御に対して記載すると、かなーり長文になってしまいますので、
興味のある方は是非、道場に習いに来て下さい。
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